PTA活動を通して

 私は、伊保庄小学校、柳井西中学校、柳井高校でそれぞれ2年間PTA会長を、中学・高校で1年間ずつ副会長を務めました。適任であったか否かは分りませんが、どの学校でも色々な事があり、子供たちのためにと必死で取り組みました。 

 小学校は行事も多く、地域行事とも密接に関係していますので、毎日のように学校へ顔を出していました。中学校では、ちょうど学校が荒れた時期で、地区懇談会を開いたり、副会長さんと毎月24日(西中なので24=ニシの日としました)に校門前で子供たちへ声掛けをしたりしました。高校では、創立100周年行事があったり、学校外での事件等でその対応に苦労したりしました。 

 一人っ子の自分の子供の成長と一緒に、一気に走り抜けたような感じがしています。 

 PTA活動を通して気になった事は、子供の少なさ(今から10年以上前でも)、親の学校への依存と学校行事への無関心です。保護者の方の中には、親や家庭が責任を負って行うべき事を学校に求めてしまう人が見受けられました。一方で、自分の子供には関心があっても、学校全体のことは全く関わりを持とうとしない保護者の方もありました。 

 PTAを離れた今、子供がお世話になった恩返しと思い、余田小学校と柳井西中学校の学校支援ボランティアをしています。先生や保護者の方と接する機会もありますので、機会を見つけては皆さんのご意見に耳を傾け、時には議論し、その時々に合ったより良い方向が目指せるように協力できればと思っています。 

平井保彦の「ふのせ通信」

余田には、ため池「富農勢(ふのせ)の池」があります。池の水は、地区の田の隅々にまで流れ米作りの助けとなっています。このため池の歴史と多様な役割を良く認識し、この池の水の如く地域の隅々にまで目を配り、地域のためにという気持ちをしっかり持って歩んで参ります。

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